前回の診療から、アナフラニールの量を減らして、フルボキサミンマレインに移行するというお話をさせて頂きました。
今回はその移行中の話と、2月8日(土)の診療報告をさせていただければと思います。
実は、アナフラニールからフルボキサミンマレインに徐々に移行するという流れでしたが、強迫性障害の大先輩の話を聞いてからというもの、早くアナフラニールを辞めたいという気持ちが強くありました。他にもフルボキサミンマレインを服用していた時は、生活全般で幸福感が高かったように感じていました。実際にブログ記事でもそんな雰囲気が感じ取れる内容となっています。
アナフラニールは間違いなく、私の強迫性障害には効き目がありましたが、副作用が強く出てきてしまいます。ピンポイントで強迫性障害のみに効いてくれれば良いのですが、お薬は使い方を誤ると毒にもなりますし副作用も出てきます。
アナフラニールの副作用については前回の記事で書いたのでそちらを参考にしていただければと思いますが、フルボキサミンマレインの服用に完全に戻した今思うのは。
アナフラニールの鬱症状の改善で、「意欲の向上」とありましたが、私の体感だと「心臓がハカハカして急かされる」そのような感覚のほうが強かったように覚えています。
お薬の効き方が自然な感じではなく、強引に自分の意識がハイにされていくような効き方をします。
そんなこともあり、強迫性障害を回復させていきたい所ではありますが、精神よりも身体のほうが先に壊れてしまう不安があり、フルボキサミンマレインに移行したいと考えるようになりました。
結果として、実質、1月25日(土)の診療を受ける前日には、自己判断で、アナフラニールの摂取を完全に辞めて、過去に処方していていただいていたフルボキサミンマレインの残り分を服用していました。
1月25日(土)の診療を受け、先生からアナフラニールとフルボキサミンマレインを朝晩の食事後に1錠づつ服用する処方箋を頂き、続く2週間後の2月8日(土)の診療結果では、アナフラニールの離脱症状を心配されましたが、フルボキサミンマレイン酸塩錠25mgを朝2錠。夜1錠。処方しいただきました。
これで、アナフラニールは完全に辞めたことになります。
・脈拍のスピードも確実に落ち着いてきています。
・口の乾燥も改善。
・お通じも徐々に良くなって来ています。
総合的に上記のアナフラニールの副作用は改善方向に向かっています。
今はフルボキサミンマレイン酸塩錠とロフラゼプ酸エチル錠とデエビゴ錠を服用しています。
ただ、本丸の強迫性障害に関しては、回復の階段から一段下に降りた状態にあります。とはいえアナフラニール服用時に得た感覚とリズム感を、思い出しながら認知行動療法も取り入れつつ回復の階段を登って行きたいと考えています。
経験から間違いなく言えることは、
・アナフラニールは強迫性障害には効く。しかし、副作用も強く出る。
・フルボキサミンマレインは生活全般の質が向上する。(精神的幸福感が高まりやすい。鬱症状が改善する)リラックス効果が高いので、しっかりと休息を取って、生活習慣を整えて、根本的な部分から、回復の階段を登りやすい。副作用としては今の所、眠気が出やすいこと以外は特になし。
先生からは、強迫性障害に対して処方出来るお薬は、アナフラニールとフルボキサミンマレインの2種類のみとのことだったので、その時点で私の個人的な治療方針は決まって来た感じはあります。
【フルボキサミンマレインの服薬と、認知行動療法、積極的な休息、適切な生活習慣リズムの確立】
上記を継続して、自然な回復を目指す。
これが今現在の個人的な治療方針となります。
心療内科の先生からすれば、アナフラニールの服薬量の調整で副作用と強迫症状の改善のバランスを取るのがBESTな選択になるのかなと思います。
これが間違いなく、強迫性障害のみを治療するということにおいては最善の選択に感じるからです。
ただ、強迫性障害が発症した原因には仕事の過労、辛い人間関係。ここが根底にあると思われますので、アナフラニールで一時的に回復をしたように見えても、本質的な原因を改善しない限り、一時的な対処療法を繰り返すループに入ってしまうのではないかと感じるのです。
なので、根本的な原因解決を念頭にした治療方針で進んで参りたいと思います。
(当然、先生と相談しながらも進めてまいります)
話は変わって、ブログの更新についてですが、私の生活、精神面、が安定するまで不定期更新になると思います。
今までもそうでしたが(笑)
とりあえず私は生きていますので、次回の記事を楽しみにお待ちしていただけたら幸いです。
それと、今年からSNSの「X」も始めました。
Annie yoshikoで検索すると、yoshikoさんのアイコンが出でくるかと思います。
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きっと読まれた方は得はすれど、損することは無いと思いますので、見に来ていただけたら幸いです。
それでは、最後までありがとうございました。またの記事でお会いしましょう!
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