2014年7月、動物保護管理センターで初めてよしこさん(猫)とお会いしました。
全てはそこから始まります。
当時は今の時代ほど猫の人気は無かったような気がしますが(笑)、私自身猫好きでしたので、いつか猫を飼いたいと思っていました。
猫を飼うとなると
・動物保護管理センターから引き取り里親となる
・動物愛護団体から引き取り里親となる
・ペットショップから購入する
・地域猫もしくは野良猫を引き取り、家猫として飼い主となる
などなど他にもあると思いますが、飼うルート先の選択肢は意外と多いです。
その中から私は動物保護センターから引き取ることを選択しました。理由は救える命があるのなら是非とも引き取らせてください。との精神でした。(動物保護センターでは保護期間が一定期間以上過ぎた動物は悲しい結果を迎える制度になっているセンターもあるようです)
動物保護センターに行き、「猫さんの里親になりたいのですが、里親募集中の猫さんは居ますか」と聞くと職員さんは笑顔で「いますよ」と施設の奥へと案内されました。ドアを開けると部屋の中にはケージがゲームのマインクラフトのように壁際に並べられ重ねられていまいた。そのケージ一つ一つの中に里親を待つ猫さんがいるのですが、子猫から成猫まで多様な猫さんがいます。
子猫は少なくて成猫が多い状態で「子猫さんは人気がありましてすぐに引き取られていきます。ただ成猫となると性格や飼い主との相性などで、御縁が無くここで引き取られるのを待つ猫が多いですね」と職員さんが教えて下さいました。
色々と猫さんを紹介していただいてるときに奇跡の「よしこさん」と初めてお会いしました。ちなみに「よしこさん」という名前は職員さんがつけたようです(笑)。性格が良くて、よしこさんと触れ合っていてもなんだかよしこさんも嬉しそう。即決で里親になることを決意しました。
しかし、当時ですでに5歳の成猫、そして「猫エイズのキャリア持ち」なかなか里親になってくれる人はいないようでした。職員さんいわく「一般的に引き取られるには条件が悪いので里親募集には出さない場合が多いです。でも、よしこさんは性格が良いので引き取ってくださる方が居られるかと思い募集していました」とのこと。それでも「どうしても猫エイズのキャリア持ちというところが引っかかり里親になるのをためらい別な猫さんを引き取られていく方が多いですね」と話されてました。
私自身は猫エイズのキャリア持ちと聞いて、たとえ猫であろうと、その命にはその命の使命がある。その命を全うさせてあげることが出来れば良いのではないか感じていました。
里親になって引き取るときに、職員さんからよしこさんの情報を教えていただいたのですが、
・避妊手術済み
・出産した経験があるかもしれない
・片目は風邪を引いたか何かしらの原因で多分見えていません(瞬膜の手術をしたみたいです)
・猫エイズのキャリア持ちつつも、エイズ発症することなく天寿を全うする猫もいる
などなど。
今回の投稿はそんなこんなのよしこさんとの出会いについての回でした。何やかんや、10年共に生きてきて私にとっての大切なパートナーです。
これからも普通の日々だけれども奇跡の日常を宜しくお願いいたしますm(_ _)m
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